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点数も正解も、そんなの存在しないのに。

by ほしゆき

「相手に何かを求める恋愛は情けない。」

昔、そんな言葉を言われたことがある。

癒しだけを求めたり

迷った時に答えだけを求めたり

何か1つの足りないところを補い合うみたいに握り締める関係は

「代わり」が見つかった時に

必要性が揺らいでしまう。

例えば可愛い犬を飼ったとして

自分の求める「心の癒し」は満たされてしまったら

それは恋人じゃなくても良かったかもしれない。

そうして関係性がゆらいでしまうなら

それは恋人に、心の足りないところを求めているから成り立つ関係で

そんな関係上での「大事にしている」なんて、薄っぺらい言葉かもしれないね。

要求と要求のせめぎ合いをしているのかもしれない。

そしたら結局、苦しくなって

一緒にいれなくなってしまう。

「大事にする」というのは

口にするのとは比べものにならないくらい

非常にむずかしい。禿げてしまいそう。

大事な人を大事にするのは、愛と勇気が必要なんだと思う。

(ほら、アンパンマンを見習ってさ)

「要求」してるのに「大事にしてる」とは、言えないのかもしれない。

しかもその要求は、無自覚に相手にプレッシャーをかけていることが普通にある。

無自覚で要求している段階にいる時点で、きっと本質的な「大事にする」を可能にすることは難しい。

相手のことを、とことん心を懸けて思うのであれば

無自覚な要求をしている自分に気付けるんだろう。

でもこれは、ものすごく難しい。恋愛の渦中にいるなら尚更だ。

好きだ!!大事だ!!!無我夢中だ!!!

って時に

騒がしい心を置いといて思考し続けるなんて。(笑)

だから、時間がかかるし、成長が必要だし、考えて行動する力が必要だ。

私の尊敬する女性に先日

どんなスタンスで恋人と良好な関係を築いたの?と聞いたら

「自分のことは、自分で幸せにしようと決めたの。」

それからはとっても心が楽で、幸せな関係でいられるようになったよ。

と、答えた。

この言葉は、物凄く心に刺さった。

彼女は、幸せにしてもらおうとするスタンスをやめたのだ。

幸せになるために、相手と一緒にいるのをやめたのだ。

幸せにしてほしくて

誰かを求めること自体が、情けない話なんだな。と

心底思った言葉だった。

2人が幸せに付き合い続けていくために

自立した上で、一緒にいることが、とても重要で

「私がいなきゃダメだよね?」と、確認しあって、必要を握り合って、愛し合おうとする関係には

いつか終わりが来てしまう。

その関係は、いつか、苦しくなってしまうから。

支えるのであれば

「私がいなきゃダメだなぁ」なんて安堵をしているのではなくて

「私が居なくてもこの人は大丈夫だ」と

自立を、強さを

信じた上で支えなければ、相手は余計にダメになってしまうのかもしれない。

ひとりの大人として、自分を信じてくれていない人から支えられるくらいなら

支えなんて最初からない方がよっぽど相手の成長に繋がる。

「恋人だから」難しいんだ。

恋人だから甘えてしまうし、甘えられることを嬉しいと思うから。

だからこそ、その関係を続けていくために

互いの存在故に堕ちていくだけの関係にならないために「信じること」と「自立すること」が

とても大切なんだなぁ。

そんなことを教えてくれるから

恋愛は人を成長させるし、ほんとに偉大だなぁと思う冬です。

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